彼岸花と人物ポートレート

急に気温が夏から秋へ・・・


キンモクセイの香りがする季節😁


皆様いかがお過ごしですか?



夏の終わりと秋を彩る花、彼岸花を撮影してきました。


場所は、千葉県、村上緑地公園。


訪れた時期はまだしっかり前面が咲き切る前でしたが、日のあたりが良い所は、連日の暑さのせいで、焼けてしまって、枯れていました。


村上緑地公園は木々の間に花が咲いているので、結構綺麗に花は咲いていました😊


しかし、木々の間ということは、全体的に暗めな部分が増え、彼岸花の印象が暗めになりがち。


スーパータクマの開放で捉えた彼岸花。玉ボケがかなり綺麗ですね。淡い描写が良い雰囲気を醸し出していると思います。

nikkorのレンズで捉えるとパキッとして、赤が生えますね。


当日は曇りにて、日が出たり隠れたり。

一瞬の光を捕まえるのが楽しかったです😁



いつもカメラマンとして同行してくれるメンバーを被写体に、ポートレートもしてみました。


高い木々の並びを利用して、かつ高さのある木の間に光が差す。


手前の彼岸花を入れるために、地面にほぼはいつくばって撮影しています。


愛機のNikonD5はバックモニター、バリアングルではないのですw


ファインダーを覗いて撮っていますw


望遠で抜いてみました。

黒いワンピースと赤い彼岸花、和傘が映えますね。

圧縮効果にて、やや花が多く見えますが、低姿勢で撮影しているからですw

アングル選びはとても大事。

立って撮る良さもありますが、視界を変えるとまた見える世界がある。


慣れてくると、ただ歩いていても、低アングルの風景は想像できるようになります👍



今回、彼岸花をたくさん入れたいので、あえてローアングルからの写真が多めです。


陽が差してきたところで、逆光で小物を使ってみます。


彼岸花の線の細さは、やや妖艶さ、和風のイメージなので、狐面で世界観を作ってみます。

世界感を作るのはスーパータクマ。


nikkorの77mmの大きさのレンズだと逆光の光がレンズの中に降り注ぎます。


その光を利用して、ふわっとした印象へ。


フィルターはブラックミストNo1を使用。


小物に反射する光も利用します。全体的に暗い部分へ移動後、面に反射する光を顔に当て、リップの赤さと彼岸花の赤さが映えるようにしてみます。


顔とそれ以外で明暗の差が付き、印象的になります。


ここでは、被写体さんんが顔の近くに花を持ってきたいため、かがんでもらって、自分は坂の下からややあおるように撮影しています。

この時、被写体さんがあまり顎を上げすぎると、鼻の穴が真向になってしまうため、角度には注意が必要です。


安定して日光が入るようになってきました。


被写体さんには立っていただき、自分は地面すれすれ。彼岸花の赤を入れつつ、日光に光る花をぼかして使用。


玉ボケで優しい印象になります。


これは、Sonyの色の描写を意識して現像しました。


Sonyの場合、被写体はもっと自然な色合いになるともいます。

なかなかそこまで戻すのは今回は断念しておりますw


右上からの光ですが、赤い傘をさしていると、赤色が顔に乗る🤔


現像にて、同じ色のトーンの部分にマスクをして、色を肌色に戻していきます。


女性は柔らかいポージングにするため、指や腕などやや曲線を意識してもらうのに対し、男性は直線的なポージングを意識してもらい、男性らしさを表現します。


顔に乗っていた赤みはどんなものか。髪の分け目の部分、微妙に赤が乗っています。全体的にこれくらいの赤みになります。


結構な赤みでしょ?


順光で思い思いのポージングをしてもらいました。彼岸花の真ん中に被写体さんが来るように、ここもローアングル。


そして、衣装も色に。彼岸花の妖艶さを、白いワンピと笑顔で明るい印象に変えてくれています。さすが。


最後に、ND1000を使用して日中長秒とNS1000を外しての多重露光を使った写真。

生命の迸りをイメージしてみました。


季節の花を撮影するのは楽しいし、そこに人物がはいると、考えることが色々あって楽しいですね。


次回は佐倉ふるさと広場のコスモスと夕景をご案内しようと思います。



続く!!

Mizuki´s Gallery

フォトグラファーミズキの撮影した世界を楽しんでください。

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